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大阪府のマンション売却相場

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目次

大阪でマンションの売却を検討するときに、まず押さえたいのが地域ごとの相場感です。都心部と郊外ではもちろん、同じ区内でも駅距離や築年、再開発の有無などで水準は大きく変わります。適切な価格帯を把握せずに売り出すと反応が鈍かったり、早期の値下げに直結するおそれがあります。

本記事では、2025年8月時点の一次データを基に区市別の参考平均価格を算出し、最新の価格目安を整理しました。合わせてエリア特性に応じた売却のコツや、検討時の注意点も解説します。

エリア別 大阪市内のマンション相場ランキング(最新版)

大阪の相場はエリアで差が生じます。以下の表1(大阪市24区)には、2025年8月時点の区別「参考平均価格(万円)」を掲載しています。参考平均価格は、SUUMOが公表する「売却価格相場(万円)」とLIFULL HOME’Sが公表する「推定相場価格(築10年・専有面積70m²・万円)」を平均し、10万円単位で四捨五入した目安です。

駅距離や築年、眺望・騒音、管理品質、再開発の影響など個別条件で実勢は前後します。直近の成約事例や査定結果と合わせてご確認ください。

表1:大阪市24区の相場(参考平均価格)

エリア 参考平均価格(万円)
大阪市北区 6,360
大阪市中央区 5,790
大阪市福島区 5,690
大阪市天王寺区 5,030
大阪市西区 4,810
大阪市浪速区 4,750
大阪市都島区 4,060
大阪市阿倍野区 3,990
大阪市東成区 3,730
大阪市港区 3,640
大阪市鶴見区 3,520
大阪市城東区 3,460
大阪市淀川区 3,440
大阪市此花区 3,250
大阪市住吉区 3,180
大阪市東住吉区 3,170
大阪市大正区 3,000
大阪市生野区 2,920
大阪市西淀川区 2,900
大阪市西成区 2,890
大阪市東淀川区 2,850
大阪市旭区 2,830
大阪市平野区 2,630
大阪市住之江区 2,600
算出方法:参考平均価格=round( ((SUUMO売却価格相場[万円]+HOME’S売出し平均価格[70m²・万円]) / 2) / 10 ) × 10
参照元:LIFULL HOME’S(大阪)https://www.homes.co.jp/satei/mansion/osaka/

大阪府主要市のマンション相場ランキング(最新版)

大阪市外の主要市について、2025年8月時点の上位10市を掲載します(降順)。データは同一の算出方法で作成します。

表2:大阪府主要市(上位10市、参考平均価格)

エリア 参考平均価格(万円)
吹田市 3,450
豊中市 3,270
箕面市 3,150
高槻市 3,140
茨木市 2,990
八尾市 2,790
堺市 2,780
枚方市 2,480
東大阪市 2,460
寝屋川市 2,240
算出方法:参考平均価格=round( ((SUUMO売却価格相場[万円]+HOME’S売出し平均価格[70m²・万円]) / 2) / 10 ) × 10
参照元:LIFULL HOME’S(大阪)https://www.homes.co.jp/satei/mansion/osaka/

大阪のマンション売却額の推移(2019年7月〜2025年7月)

大阪のマンション売却額の推移(2019年7月〜2025年7月)

2019年7月の2,448万円から2025年7月の3,614万円まで、大阪府の中古マンション売却額は約48%上昇しています。直近では2024年7月の3,196万円から2025年7月の3,614万円へと伸びており、利便性の高い都心部の需要や再開発の進展、供給状況の引き締まりが押し上げ要因になっています。

一方で、エリアごとの伸びには差があり、北区・中央区・福島区などターミナル近接エリアが平均を牽引するのに対し、駅距離や築年の影響が大きい区では動きが緩やかな傾向です。売り出し時は、最新の成約事例と照らし合わせつつ、眺望・日照・騒音、管理・修繕計画など体感情報や物件の状態を具体的に提示すると、反響の歩留まりが安定します。

大阪でマンションを高く売るコツ

初期の提示価格は参考平均と直近の売出し・成約事例を横並びにし、公開後の最初の二週間で反響と内見率を見ながら写真・キャプション・掲載順まで柔軟に見直します。北区・中央区・西区・福島区では眺望や騒音、日照といった体感情報の可視化が効果的です。天王寺・阿倍野は教育・医療・公園など生活利便の具体提示が内見率の底上げにつながります。

淀川・新大阪は交通利便と新大阪周辺の利便訴求を整理し、築年が進む物件は配管・給湯・給排水の更新履歴を明確にします。港・住之江・此花の湾岸部は風環境・潮害・液状化対策の説明で不確実性を下げます。豊中・吹田・箕面・茨木・高槻など北摂は学区・生活動線・将来の維持費見通しを具体化し、引渡し時期や残置対応の柔軟性を設計すると歩留まりが安定します。

マンション売却検討時の注意点

住み替えを伴う場合は、ローン残債・諸費用・譲渡所得の確認から始め、売先・買先のスケジュールと資金計画を同期させます。管理規約・使用細則・専用使用部分・ペット・リフォーム可否など問い合わせが多い事項は事前に整理し、図面・規約・議事録・修繕履歴など第三者資料で裏付けます。耐震性能(新耐震/適合証明の有無)や大規模修繕履歴、長期修繕計画の妥当性は信用に直結します。

告知事項は根拠資料とともに明示し、複数社査定は価格だけでなく販売計画・価格改定ルール・広告出稿や現地案内体制まで比較軸に含めると、期間と価格のブレを抑えられます。

不動産買取業者を選ぶ際のポイント

短期資金化や内見負担の軽減を重視する場合でも、査定根拠の透明性と減額条件の明確化を確認します。地域データに基づく説明力、引渡し時期、手付、残置物や原状回復の取り扱いに柔軟性があるかが重要です。買い取りと仲介の併用提案が可能な事業者は選択肢を広げられます。個別事情に応じた最適ルートの比較と、価格だけでなく条件全体を総額観で評価する視点が納得感につながります。

まとめ
相場を押さえ
初期2週間で条件を最適化

大阪のマンション価格はエリア・駅距離・築年・再開発で大きく動きます。相場と直近の成約・査定を照合し、公開後2週間は反響と内見率を見ながら写真・説明文・掲載順まで機動的に見直すと、無用な値下げを避けやすくなります。
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