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マンション売却時にホームインスペクション(住宅診断)は必要?

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目次

「自宅を売ったあとに、"ここが壊れていた"と連絡が来たらどうしよう……」
そんな不安を感じる方にこそ、ホームインスペクション(住宅診断)の活用をおすすめします。専門家による診断を行うことで、売却前に物件の状態を見える化し、トラブルの予防や売却交渉をスムーズにします。

このページでは、ホームインスペクションの意味と効果、導入のメリット・デメリットを実際のプロの視点からご紹介します。

ホームインスペクションとは

ホームインスペクションは、住宅診断士や建築士などのプロが住まいを調査し、劣化状態や瑕疵の有無を判断する検査です。

中古マンション市場では近年注目されており、購入希望者が安心して契約できる材料として活用されています。第三者による中立的な調査であるため、売り主自身も「自分の家の状態を正確に知ることができる」のがポイントです。

建物状況調査との違い

ホームインスペクションと似たものに建物状況調査がありますが、調査する範囲が異なります。建物状況調査は、宅建業法で検査方法や調査項目が定められており、限定的です。また、診断結果に対して助言や提案が行われることは基本的にありません

ホームインスペクションは、依頼先の会社ごとに柔軟な調査内容を組めるのが特徴。調査範囲も広く、設備や配管の状態まで見てもらえるケースもあり、修繕の優先順位などのアドバイスがもらえることもあります。

ホームインスペクションは義務?

法律上、不動産会社にはホームインスペクションの説明と調査会社の紹介義務がありますが、実際に実施するかどうかは売主の判断に委ねられています。

しかし、買主側から要望があった場合は応じる必要があります。その際は、費用の負担をどうするかなどを、買主と話し合って決めましょう。

ホームインスペクションの
メリット・デメリット

ここからは、不動産業界歴13年・多くのマンション売却を経験してきた丹様の知見をもとに、実施のメリット・デメリットを解説します。

     
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株式会社イエツグ 代表 丹 拓也さん

不動産業界13年。多くのマンション売却に携わってきたプロ。
不動産流通を活性化させることを目標に、2018年2月株式会社イエツグを設立。

定額制の仲介手数料という目を引くサービスを展開し、お客様が安心して住宅を売買できるよう日々奔走しています。

         

YouTubeでの顔出し解説・書籍の執筆・各種SNSなどで幅広く情報発信中。

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ホームインスペクションのメリット

ホームインスペクションのメリットは次のとおりです。

  • 売却後のトラブルを防げる
    → 不具合や劣化を事前に把握でき、買主との認識違いを回避
  • 物件の品質や安全性を証明できる
    → 口頭説明ではなく、書面で根拠ある安心感を示せる
  • 買主の不安が減り、値引き交渉を回避しやすくなる
    → 結果的にスムーズな成約や、適正価格での売却が期待できる

マンションの魅力を言葉で伝えるより、診断結果という客観的データで示すほうが、買主の納得感は高まります。これは、特に比較検討されている中で選ばれやすくなる要因のひとつです。

マンション売却で
ホームインスペクションが活きる4つの理由

戸建てと違い、マンションでは専有部と共用部が複雑に絡み合うため、買主は「見えない部分」に強い不安を抱きがちです。そこでホームインスペクションを実施しておくと、次の4点で差別化が図れます。

  1. 遮音性能や隣接住戸への影響を客観評価
    床スラブ厚や界壁の仕様、サッシの気密性などを確認。
    「上階の生活音は大丈夫?」という典型的な不安を払拭できます。

  2. 給排水縦管・専有部配管の劣化リスクを可視化
    築15年を超えると、配管のピンホールや漏水予備軍が発生しやすくなります。
    診断レポートで交換時期の目安を示せば、買主の値引き交渉を先回りできます。

  3. バルコニー防水・サッシ廻りの雨仕舞を確認
    タイル浮きやシーリング硬化は、高層階ほど風雨の影響を受けやすいポイント。
    早期発見できれば、売却後の漏水トラブルを未然に防げます。

  4. 管理組合資料との整合性チェック
    長期修繕計画上の指摘事項と診断結果を照合。
    「次回大規模修繕まで○年・積立金は十分」など、買主が重視する数字を裏づけできます。

これらはすべて、“専有部だけ診れば済む”戸建てとは異なるマンション固有のリスクです。診断レポートで具体的な数値や写真を示せば、内覧時の説得力が飛躍的に高まり、同条件の物件と比較された際の決め手になります。

ホームインスペクションのデメリット

  • 調査費用がかかる
    → 一般的に5万〜8万円程度。会社により幅があるため、事前見積もりが必要です。
  • 不具合が見つかった場合、修繕コストが発生する
    → 売却前に修繕しておくか、そのままの状態で販売するかは要検討。タイミングと予算に応じて判断しましょう。

総合的には、実施すべき価値がある

ホームインスペクションは任意ですが、売主・買主双方に安心をもたらす手段であり、コストを上回るメリットが得られるケースも多くあります。

また、不動産会社によっては、ホームインスペクション費用を無料で提供しているケースもあります。「安心をプラスしたいけれど、予算は限られている」という方は、そうした会社を選ぶのも一つの戦略です。

イエツグ丹さん_イラスト
イエツグ丹さん
トラブルを避け、安心につながる材料

多くの方が、不動産購入後にトラブルを避けたいと思っているはずです。その中でも設備などの不具合は絶対に避けたいです。
例えば給湯器が故障していた場合、発注の関係で交換するのに早くても1週間程度時間がかかります。その間お風呂に入れないのは大変不便です。

購入検討者としても事前に不具合がないことを、建築士が実施するホームインスペクションとして客観的データがあった方が検討しやすいです。

また、売主の立場からしても、物件引き渡し後のトラブルは避けたいはずです。 不具合が見つかった場合、基本的に引き渡し後3ヶ月間は売主の責任で修理する必要があります。事前にホームインスペクションを実施し、更に既存住宅売買瑕疵保険まで加入することが望ましいでしょう。

ホームインスペクションも
無料で対応のイエツグ

「診断しておけば安心だけど、費用が気になる……」そんな方にとって、ホームインスペクションが無料で受けられるのは大きなメリットです。
イエツグでは、マンション売却を依頼した方に向けて、ホームインスペクションを無償で提供。検査の費用負担を気にせず、安心して売却準備を進められます。

住宅瑕疵保証も5年間無料

イエツグは、5年間の住宅瑕疵保証も無料で提供しています。売却後にもし構造上の欠陥や不具合が発覚しても、売主が直接対応する必要はありません。

住宅瑕疵保証は買主の安心材料になるほか、売り主にとっても万が一への備えという両面の安心があるため、スムーズな売却・交渉成立にもつながります。

参照元:イエツグ公式HP(https://ietsugu.co.jp/sell/

仲介手数料定額なので手取りを増やせる

一般的な不動産会社では、売却価格に応じて仲介手数料も増加します。例えば、5,000万円で売れた場合、一般的には約171万円の手数料が発生します。

その点、イエツグでは仲介手数料が一律201,190円(税込)。価格に関係なく手数料が定額のため、売却価格によっては100万円以上の手数料を節約できる可能性もあります。

※一般的な仲介手数料である【売却額の3%+6万円+消費税】で計算した場合。
まとめ
見えない不安を、目に見える安心へ

ホームインスペクションは、単なるチェックではなく、「この物件なら安心できる」と買主に思ってもらうための信頼づくりです。
トラブル予防、交渉のしやすさ、買主の安心感向上などの効果を低コストで得られるなら、実施しない理由はありません。費用面で悩んでいる方も、無料でホームインスペクションや瑕疵保証を提供する不動産会社を選べば、安心とコストの両立が可能です。
本メディアでは、マンションを高く、そしてトラブルなく売却するためのヒントを多数紹介しています。はじめての売却に不安を感じている方も、ぜひ他の記事をご活用ください。