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マンションの売却の流れ(手順)

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マンションの売却は、一連のプロセスを順を追って進めていくことで、リスクを最小限に抑えつつ、納得のいく結果を得ることができます。

ここでは、売却全体の流れと各ステップで意識したい判断ポイントをまとめてご紹介します。

目次

1.市場動向と相場感を把握する

マンションの相場は全国的に上昇しており、地域によっては急騰しているケースも見られます。特にコロナ禍以降はマンションの需要が増加しており、コロナ禍前と比べて上昇ペースが速まっています。地域差もありますが、マンションの根強い需要がある限りは同様の傾向が続くと考えられます。

ただし、中古マンションの価格は立地や築年数、間取りなど、さまざまな条件で変動します。現在の相場を知りたい方は、近隣の売り出し物件をチェックするか、一括査定サイトから不動産業者にマンションの査定を依頼しましょう。

※参照元:国土交通省公式HP(https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/content/001867677.pdf

2.売却時期の検討

マンションを売却する際は、タイミングを見極める必要があります。マンションを高く売りやすい時期は、新生活シーズンの2〜3月や、転勤・異動が増える9〜10月頃です。いずれもマンションの需要が増えるため、有利な条件で売却を進められる可能性があります。

マンションの相場は上昇傾向が続いていますが、住宅ローン金利が上がると需要が減少します。土地価格や景気動向もマンション相場に影響しますので、少しでも高く売りたい方はこまめに情報をチェックしておきましょう。

3.売却に必要な書類の取得

マンション売却時には、所有権を証明する登記簿謄本(登記事項証明書)や登記済権利証、印鑑証明書などの書類が必要です。管理規約・細則など、マンションに関する書類も用意しておきましょう。書類によって取得方法が異なるため、早めに準備を始めることが大切です。

住宅ローンを返済している場合、ローンの残債や抵当権が分かる書類も用意しましょう。抵当権がある物件は自由に売買できません。不動産会社に相談し、抵当権の抹消手続きを進めましょう

4.不動産会社を選ぶ

円滑なマンション売却を実現するためにも、安心して依頼できる不動産会社を選びましょう。不動産会社を選ぶ時は、マンションの売却実績はもちろん、利用者の口コミや評判、サポート内容などの確認が必要です。仲介手数料もチェックしておきましょう。

良心的な不動産会社は、広告の見栄えに力を入れるなど、積極的に販売活動を行っています。提示する査定価格も適切で、相場からかけ離れることもありません。

5.査定依頼をする

マンションの査定は複数の不動産会社に依頼しましょう。ただし、不動産会社の査定価格で実際に売却できるとは限りません。査定前のリフォームも不要ですので、まずは不動産会社の査定を受けてみましょう。

不動産会社を選ぶ際は、査定価格の根拠を聞いてみましょう。説明に納得できなければ、他社への相談も検討が必要です。また、マンションの売却実績や担当者が提示する販売プランも確認しましょう。不動産会社はマンション売却のパートナーとなるため、慎重に選ぶことが大切です。

6.媒介契約を結ぶ

媒介契約は、不動産会社にマンションの宣伝・販売活動を依頼する時に結ぶ契約をいいます。一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約の3種類があります。契約形態によって販売活動の自由度が変わるほか、契約を結べる不動産会社の数が異なります。不動産会社と契約する際は、違いを覚えておきましょう。

媒介契約は種類が多く、目的によって向き不向きは変わります。納得のいくマンション売却を実現するためには、目的に合わせた媒介契約を選ぶ必要があります。

7.内見対応をする

内見はマンションの売却の成否を左右します。買い手によい印象を持ってもらうために、内見前日までに物件の掃除と整理整頓を済ませておきましょう。花や観葉植物を飾り、部屋の雰囲気を明るく演出するのも手です。

内見当日は担当者と打ち合わせを行い、案内する部屋の順番を決めておきましょう。案内中は、内見者から物件について質問される可能性があります。嘘や不確実な情報はトラブルの原因になりますので、正直に答えることが大切です。

8.売買契約を結ぶ

売買契約では、買主との間で物件の引渡し時期や代金、解約時の対応などについて取り決めを行います。売買契約書へ記載する内容は多岐にわたりますが、トラブルを防ぐためにも入念に確認しましょう

売買契約を結んだ後は、引き渡しに向けた準備や所有権移転登記、マンション売却代金の精算が必要です。手続きによっては時間がかかるため、スケジュールを立てて効率的に取り組むことが重要です。所有権移転登記のように、専門知識が必要な手続きは不動産会社に相談するとよいでしょう。